顛末記
どうも今晩は。 月齢15、月と太陽の黄経差が180度になること、あるいはその瞬間。男と女の間に横たわるあらゆる罪は罰せられない。そう、そしてありがたい事にそれは今夜だ。
???「あけましておめでとピー!!」
・・・
・・・
???「言葉につまるようじゃ?」
「恋も・・・終わりね?」
???「イェーー はっぴーにゅーいやー」
パパからの電話はいつも突然やってくる。
「ご機嫌じゃん。」
妻と娘、そして親族一堂に見切りをつけられたパパは一人身が寂しいのか飲むとよく俺に電話してくるようになった。
いつも通り「来月そっちに遊びに行くから!」、「仕事辞めたいけど皆に頼られてるから辞められねんだよなァ」、「そろそろ東京進出を考えてる。」いつも通り馴染みのホラをふかした後ふいに
パパ「・・・そういやアイツは元気でやっとるとや?」
父と子のみでしか伝わらない微妙なニュアンス、俺にはピンときたね。
姉の話だ。
だいぶあってないだろうから下手なこと言って傷つけちゃいけないと当たり障りのない話題を探す。
「ん~ おれもそんなに連絡とんないからな~ そういやこないだ三人目生まれたらしいね。」
パパ「え・・・ そうなの?」
いつになくか細い返事に「まだしらなかったのかな?」と少し申し訳ない気持ちになる。
パパ「てか・・・
二人目っていつ産まれたの。」
・・・
・・・
あら!? あら! あららららら!!!
何? おたく一人目以降孫が出来たの教えて貰ってないの!?
確か俺の父親だったはずだから姉ちゃんの父親でもあるはず
な~の~にっ・・・!!
逆算すると結婚式に出席して半年後には絶縁されたって事か。
うーん、やっぱりああいう生き方をすると自分の孫の数も教えて貰えないようなジジイになるのか~
こらえきれず「いや、俺も詳しくはしんないんだけどこないだ誰かから聞いたような気がするだけだからもしかしたら違うかもしんない。とりあえず猫の目ヤニとってやらなんけん切るバイ。」とわけのわからん事を言って受話器をおく。
いや~、相変わらず愉快なおじさんだ。
しかし、
初めてされたぜ。あんな寂しい質問。
とゆうわけで、春に上京するそうです。
???「あけましておめでとピー!!」
・・・
・・・
???「言葉につまるようじゃ?」
「恋も・・・終わりね?」
???「イェーー はっぴーにゅーいやー」
パパからの電話はいつも突然やってくる。
「ご機嫌じゃん。」
妻と娘、そして親族一堂に見切りをつけられたパパは一人身が寂しいのか飲むとよく俺に電話してくるようになった。
いつも通り「来月そっちに遊びに行くから!」、「仕事辞めたいけど皆に頼られてるから辞められねんだよなァ」、「そろそろ東京進出を考えてる。」いつも通り馴染みのホラをふかした後ふいに
パパ「・・・そういやアイツは元気でやっとるとや?」
父と子のみでしか伝わらない微妙なニュアンス、俺にはピンときたね。
姉の話だ。
だいぶあってないだろうから下手なこと言って傷つけちゃいけないと当たり障りのない話題を探す。
「ん~ おれもそんなに連絡とんないからな~ そういやこないだ三人目生まれたらしいね。」
パパ「え・・・ そうなの?」
いつになくか細い返事に「まだしらなかったのかな?」と少し申し訳ない気持ちになる。
パパ「てか・・・
二人目っていつ産まれたの。」
・・・
・・・
あら!? あら! あららららら!!!
何? おたく一人目以降孫が出来たの教えて貰ってないの!?
確か俺の父親だったはずだから姉ちゃんの父親でもあるはず
な~の~にっ・・・!!
逆算すると結婚式に出席して半年後には絶縁されたって事か。
うーん、やっぱりああいう生き方をすると自分の孫の数も教えて貰えないようなジジイになるのか~
こらえきれず「いや、俺も詳しくはしんないんだけどこないだ誰かから聞いたような気がするだけだからもしかしたら違うかもしんない。とりあえず猫の目ヤニとってやらなんけん切るバイ。」とわけのわからん事を言って受話器をおく。
いや~、相変わらず愉快なおじさんだ。
しかし、
初めてされたぜ。あんな寂しい質問。
とゆうわけで、春に上京するそうです。
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