顛末記
どうも今晩は。 代表曲「殺し文句はK(ココロに)G(グサッと)B(ビクビクソング)」でお馴染みロスチャイルドの白い巨人と青いサンゴ礁’Sサイドギター担当ケニー福田ことMACH5ベース担当アカホシです。
タイトル通りの怠惰な一日を送るつもりなんてさらさらないが今日を終え明日へとシフトチェンジするターニングポイントを見誤るほど忙しく生きるつもりも毛頭ない!
そうだろう!? ツヨシ!!
・・・
ところで今日って何日だっけ?
「22日だぜブラザー!!」
俺の隣にいるのはゴトウツヨシ。町一番の中耳炎の持ち主でありいわゆる一つの十年来の友人。
そしてここは熊本、さらにいうなら生家の近くにある黒池という名の溜池。
なぜ俺はこんな所にいるのか。
数時間前、里帰りする事になって最初にあう事になった友人は「よう、久しぶり。」という僕の挨拶に「黒池がひあがっとるらしいばい。」とゆう返事をよこした。
つけたばかりのタバコを握り潰し
「行くか。」
俺たちは歩き出した。
26にもなってフェンスをよじ登り27になるのに立ち入り禁止の看板を乗り越えてたどりついた黒池は見事なまでに干上がっていた。
なんてこった・・・ 完全に干上がっている・・・!!
「そうだな。」
ブラックバスはどこにいった!? 俺たちはこれから何処に釣り糸をたれればいい!?
「・・・干上がっとるワリにバスの死骸ないね。てかそもそも釣りはしたことあるけど釣り上げた記憶なくにゃあや?」
・・・そうか?
・・・
とにかく! 我々はいま釣り糸もなけりゃ垂らすべき場所も無い!! そうだろう・・・!?
「・・・そうでもないぜ。アレ。」
友の指さす先には古タイヤと更にその先に少しだけど池に残った水たまりがあった。
・・・
・・・!!
わかったぜキョーダイ!! 他の人間にはわからんかもしれんが俺にはわかった・・・!!
その瞬間俺たちの情熱にスパークした閃きが火をつけた。
何が何だかわからんがこっから(強烈な坂のようになってる堰)タイヤを転がしてあの池(目測50M)に届いたら俺たちの勝ちだ!そうゆうことだろう!!?
「チューリップ、いやオフコース。代償行為ってやつだ。」
OKツヨシ、キめてくれ!!
「hey yo 冗談まじりに勝つ算段、VIBES感じ気付くぜ「まだまだ」ここは火の国熊本せんばさ、いわば天下の外れさLet’sらg!!! うらぁ!!」
おー・・・いい、いい、いいぞ!!
転がりだしたタイヤは徐々にスピードを増し加速していく。
「1マイルが何キロか知らんが時速80マイルぐらいはいっとるかね?」
いっとるいっとる!! 行け! ぬかせ!!
「ハンドルを右に回せー!!!」
右打ちしろー!!
「右!左!真ん中ー!!!」
よっしゃあーーーー!!!!
隣接する演習場を巡察中の自衛隊員も温かくこちらを見守っている。
だがしかし、沼地に足をとられた古タイヤはみるみるうちに速度を落とし水たまりに辿りつくことなくパタンと横に倒れた。
終わったな。
「ああ。 ・・・日も暮れたし、帰るか。」
ああ、そうだな。
足元にまとわりつく伸びた影を従えてどちらともなく歩きだす。
夕日が山に沈み月が帰り道を照らす。
悪くない一日だったぜ。
「次は中に重りを入れるばい。」
・・・うん、多分つぎはないね。
タイトル通りの怠惰な一日を送るつもりなんてさらさらないが今日を終え明日へとシフトチェンジするターニングポイントを見誤るほど忙しく生きるつもりも毛頭ない!
そうだろう!? ツヨシ!!
・・・
ところで今日って何日だっけ?
「22日だぜブラザー!!」
俺の隣にいるのはゴトウツヨシ。町一番の中耳炎の持ち主でありいわゆる一つの十年来の友人。
そしてここは熊本、さらにいうなら生家の近くにある黒池という名の溜池。
なぜ俺はこんな所にいるのか。
数時間前、里帰りする事になって最初にあう事になった友人は「よう、久しぶり。」という僕の挨拶に「黒池がひあがっとるらしいばい。」とゆう返事をよこした。
つけたばかりのタバコを握り潰し
「行くか。」
俺たちは歩き出した。
26にもなってフェンスをよじ登り27になるのに立ち入り禁止の看板を乗り越えてたどりついた黒池は見事なまでに干上がっていた。
なんてこった・・・ 完全に干上がっている・・・!!
「そうだな。」
ブラックバスはどこにいった!? 俺たちはこれから何処に釣り糸をたれればいい!?
「・・・干上がっとるワリにバスの死骸ないね。てかそもそも釣りはしたことあるけど釣り上げた記憶なくにゃあや?」
・・・そうか?
・・・
とにかく! 我々はいま釣り糸もなけりゃ垂らすべき場所も無い!! そうだろう・・・!?
「・・・そうでもないぜ。アレ。」
友の指さす先には古タイヤと更にその先に少しだけど池に残った水たまりがあった。
・・・
・・・!!
わかったぜキョーダイ!! 他の人間にはわからんかもしれんが俺にはわかった・・・!!
その瞬間俺たちの情熱にスパークした閃きが火をつけた。
何が何だかわからんがこっから(強烈な坂のようになってる堰)タイヤを転がしてあの池(目測50M)に届いたら俺たちの勝ちだ!そうゆうことだろう!!?
「チューリップ、いやオフコース。代償行為ってやつだ。」
OKツヨシ、キめてくれ!!
「hey yo 冗談まじりに勝つ算段、VIBES感じ気付くぜ「まだまだ」ここは火の国熊本せんばさ、いわば天下の外れさLet’sらg!!! うらぁ!!」
おー・・・いい、いい、いいぞ!!
転がりだしたタイヤは徐々にスピードを増し加速していく。
「1マイルが何キロか知らんが時速80マイルぐらいはいっとるかね?」
いっとるいっとる!! 行け! ぬかせ!!
「ハンドルを右に回せー!!!」
右打ちしろー!!
「右!左!真ん中ー!!!」
よっしゃあーーーー!!!!
隣接する演習場を巡察中の自衛隊員も温かくこちらを見守っている。
だがしかし、沼地に足をとられた古タイヤはみるみるうちに速度を落とし水たまりに辿りつくことなくパタンと横に倒れた。
終わったな。
「ああ。 ・・・日も暮れたし、帰るか。」
ああ、そうだな。
足元にまとわりつく伸びた影を従えてどちらともなく歩きだす。
夕日が山に沈み月が帰り道を照らす。
悪くない一日だったぜ。
「次は中に重りを入れるばい。」
・・・うん、多分つぎはないね。
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