顛末記
どうも今晩は。「無理、しなくていいんだよ。嘘を口にしたって、本当にはなんないよ・・・」そういって彼は私の肩を優しくおしだした。朝の連続ドラマ小説「太鼓判繁盛記」主演 アナハイム麻里子ことMACH5ベース担当赤星です。
利害の一致しない関係ほど愉快なものはなくて「矢印に従う旅人なんてのは二流だ!」などと考えていれば京都まできて初詣にどマイナーな寺を選ぶのも当然なわけで、1/1現在。俺は坊主すら眠りこける寺の境内で十年来の友人と対峙している。
朝も早くから手水場で酔いつぶれている信心深いホームレスに二礼二拍手一礼をして本堂へと上がる。
「おぉ~ こいつぁスゲえや・・・」
信仰心なんて欠片も持ち合わせちゃいないが素直に感嘆する。
それらにどんな細工やどんな意味があるのかは分からないが、俺達の眼前にある仏像が職人達の技術の粋を惜しむ事なく集めた姿でもある事は素人目にも明らかだった。
二人してお堂の中をグルグル周り色んな角度から観察していると
・・・!?
「おいツヨシきてみろ!」
俺はすごい物を見つけた。
寺の天井からは和風のシャンデリアみたいなモノがぶらさかっていて、そ
の中央には梵字が書いてあった。
「ほら見てみろ、ここだと黒。ここだと赤。ここだと黄色。真下までくると・・・紫になるぞ!」
梵字は真下に近づくにつれその色を変えていった。
「おお、すげぇ! どぎゃんなっとっとかね? てかこの色に意味はあるんかね?」
「仕組みはわからんが紫って色はたしか「南無阿弥陀仏」みたいな事じゃなかったかな。もしかしたら色でお経を唱えてみたいな?」
地獄先生ぬ~べ~で得た知識をしたり顔で披露していると
「ほ~・・・ あれ? なんかまた色変わってきたばい。」
え? 「立ち止まってるのに、んなわけないじゃん。」と思いつつも再び天井を見上げると
赤、青、黄、黒、橙へと次々色を変えていく梵字があった。
「L・・・ED?」
2012年の護摩の薫りは仏教界にも新風を巻き起こしたドン・キホーテの槍の功罪。
あけましておめでとうございます。
利害の一致しない関係ほど愉快なものはなくて「矢印に従う旅人なんてのは二流だ!」などと考えていれば京都まできて初詣にどマイナーな寺を選ぶのも当然なわけで、1/1現在。俺は坊主すら眠りこける寺の境内で十年来の友人と対峙している。
朝も早くから手水場で酔いつぶれている信心深いホームレスに二礼二拍手一礼をして本堂へと上がる。
「おぉ~ こいつぁスゲえや・・・」
信仰心なんて欠片も持ち合わせちゃいないが素直に感嘆する。
それらにどんな細工やどんな意味があるのかは分からないが、俺達の眼前にある仏像が職人達の技術の粋を惜しむ事なく集めた姿でもある事は素人目にも明らかだった。
二人してお堂の中をグルグル周り色んな角度から観察していると
・・・!?
「おいツヨシきてみろ!」
俺はすごい物を見つけた。
寺の天井からは和風のシャンデリアみたいなモノがぶらさかっていて、そ
の中央には梵字が書いてあった。
「ほら見てみろ、ここだと黒。ここだと赤。ここだと黄色。真下までくると・・・紫になるぞ!」
梵字は真下に近づくにつれその色を変えていった。
「おお、すげぇ! どぎゃんなっとっとかね? てかこの色に意味はあるんかね?」
「仕組みはわからんが紫って色はたしか「南無阿弥陀仏」みたいな事じゃなかったかな。もしかしたら色でお経を唱えてみたいな?」
地獄先生ぬ~べ~で得た知識をしたり顔で披露していると
「ほ~・・・ あれ? なんかまた色変わってきたばい。」
え? 「立ち止まってるのに、んなわけないじゃん。」と思いつつも再び天井を見上げると
赤、青、黄、黒、橙へと次々色を変えていく梵字があった。
「L・・・ED?」
2012年の護摩の薫りは仏教界にも新風を巻き起こしたドン・キホーテの槍の功罪。
あけましておめでとうございます。
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