顛末記
どうも今晩は。 真っ黒い白ネコを蜜柑のなる桜の木にくくりつけて完成。 ポートワインと干し柿については当代きっての語り部、二つ名は屈斜路湖の長万部ことMACH5ベース担当アカホシです。
夏が来て、秋が来て、冬が来る。
アイツとの出会いも丁度そんな感じだった。
例年通り異常気象だった8月のある晩。 オリオン座を頼りに近所のラーメン屋に向かうと足音が聞こえた。
ペタペタ。
見上げるとそこには素足で歩く乞食のおっさんがいた。
「食前に厭なもん見たな。」と味はいまいちだが人のイイオヤジのいるラーメン屋に入る。
「ラッシャイ!」
「ラーメン。」
「ラッシャイ!」
「ミソ。」
・・・
おっさんもついてきた。
おっさんの傷だらけの足とオヤジの人の良さに思いをはせいつにもまして不味いラーメンをすする。
短い秋、
漫画喫茶に置いてあるメダルゲームをしていると受け付けから誰か出てきた。
「ありがとうございましたー。」
ウィーン
ペタペタ。
・・・
素足のおっさんだ!
おっさんの持っている身分証明書に思いをはせた秋の夕暮れ、取りこぼしたスイカは外れ目だった。
そして今日。
まだ冬らしくない日もあるとは言えアトリエのある武蔵野の夜は寒い。
近所のスーパーで買い物をして帰っていると少し前で買い物袋のすれる音と、聞きなれたあの足音がする。
おっさん、
先に靴買えよ。
夏が来て、秋が来て、冬が来る。
アイツとの出会いも丁度そんな感じだった。
例年通り異常気象だった8月のある晩。 オリオン座を頼りに近所のラーメン屋に向かうと足音が聞こえた。
ペタペタ。
見上げるとそこには素足で歩く乞食のおっさんがいた。
「食前に厭なもん見たな。」と味はいまいちだが人のイイオヤジのいるラーメン屋に入る。
「ラッシャイ!」
「ラーメン。」
「ラッシャイ!」
「ミソ。」
・・・
おっさんもついてきた。
おっさんの傷だらけの足とオヤジの人の良さに思いをはせいつにもまして不味いラーメンをすする。
短い秋、
漫画喫茶に置いてあるメダルゲームをしていると受け付けから誰か出てきた。
「ありがとうございましたー。」
ウィーン
ペタペタ。
・・・
素足のおっさんだ!
おっさんの持っている身分証明書に思いをはせた秋の夕暮れ、取りこぼしたスイカは外れ目だった。
そして今日。
まだ冬らしくない日もあるとは言えアトリエのある武蔵野の夜は寒い。
近所のスーパーで買い物をして帰っていると少し前で買い物袋のすれる音と、聞きなれたあの足音がする。
おっさん、
先に靴買えよ。
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