顛末記
どうも今晩は。 月はじめのアーリーモーニング、今月の目標はバーベキューでお好み焼。 ウィーウィルネバーダイ。 アイムサックスマンことMACH5ベース担当アカホシです。
シトシトと雨の降る夜更け、武蔵小金井にあるアトリエで湿度が高くなると痛む古傷を肴にグラスを傾けていると電話がなった。
空になったグラスに響く呼び出し音。
携帯の表示画面には「ダイナマイト東北」とあった。
九州時代の先輩である。
俺「もしもし、お疲れ様です!」
ダイナマイト東北(以下ダ)
「ああ、お疲れボシくん。」
俺「お久しぶりです!」
口調も自然とデスマス調に戻る。
ダ「ボシくん今大丈夫?」
俺「はい! 、大丈夫です!」
ダ「あんなあ。 実はな・・・。 ボシくんしっとる?」
何だかとても言いにくそうな口ぶりだ。 半身不随になりかけた時やリングを去る決意をした時もたしかこんな感じだった。
俺「はい、何がでしょう?」
ダ「実はな・・・ 実は今月、金、土、日が五回あんねん。」
・・・
俺「はぁ・・・」
ダ「これ凄い事やねんて。 風水学的に見ても632年に一度の月やって。それでな、この話を八人にするといい事があるらしいんよ。」
俺「それは俗に言うチェー・・・」
ダ「でもな、八人以上に言ったらいかんねんて。」
俺「でも先ぱ・・・」
ダ「ボシくんで八人目や。 ボシくんだけには絶対言っとかんとあかんなあ思って。」
俺「・・・ありがとうございます。」
ダ「じゃあまた!」
口に出せない一言を飲んで電話を切りカレンダーを捲る。
・・・
・・・
だって言えないじゃないか!
遠く1000キロも離れているのに僕の事を大事に思ってくれてる先輩にそんな事・・・!!
・・・
でもね、先輩。
ひと月の間に金、土、日が五回ある月は結構ありますよ。
はやけりゃ来年の7月にはまた来ます。
シトシトと雨の降る夜更け、武蔵小金井にあるアトリエで湿度が高くなると痛む古傷を肴にグラスを傾けていると電話がなった。
空になったグラスに響く呼び出し音。
携帯の表示画面には「ダイナマイト東北」とあった。
九州時代の先輩である。
俺「もしもし、お疲れ様です!」
ダイナマイト東北(以下ダ)
「ああ、お疲れボシくん。」
俺「お久しぶりです!」
口調も自然とデスマス調に戻る。
ダ「ボシくん今大丈夫?」
俺「はい! 、大丈夫です!」
ダ「あんなあ。 実はな・・・。 ボシくんしっとる?」
何だかとても言いにくそうな口ぶりだ。 半身不随になりかけた時やリングを去る決意をした時もたしかこんな感じだった。
俺「はい、何がでしょう?」
ダ「実はな・・・ 実は今月、金、土、日が五回あんねん。」
・・・
俺「はぁ・・・」
ダ「これ凄い事やねんて。 風水学的に見ても632年に一度の月やって。それでな、この話を八人にするといい事があるらしいんよ。」
俺「それは俗に言うチェー・・・」
ダ「でもな、八人以上に言ったらいかんねんて。」
俺「でも先ぱ・・・」
ダ「ボシくんで八人目や。 ボシくんだけには絶対言っとかんとあかんなあ思って。」
俺「・・・ありがとうございます。」
ダ「じゃあまた!」
口に出せない一言を飲んで電話を切りカレンダーを捲る。
・・・
・・・
だって言えないじゃないか!
遠く1000キロも離れているのに僕の事を大事に思ってくれてる先輩にそんな事・・・!!
・・・
でもね、先輩。
ひと月の間に金、土、日が五回ある月は結構ありますよ。
はやけりゃ来年の7月にはまた来ます。
PR
この記事にコメントする