顛末記
どうも今晩は。 141421356(ひとよひとよにひとみごろ)、三十六計逃げるにしかずでお馴染み確率の悪魔との取引でブルースを知った男ことMACH5ベース担当アカホシです。
合羽から滴り落ちる滴で目が覚めた。
いかんいかん、どれ位寝入ってしまったのだろう。
4月も終わりにさしかかり気温も高くなっては来たが、梅雨の始まりを示唆する様な鬱陶しい雨に打たれては筋肉も強張ってしまう。
浅く息を吸い込み体を軋ませベンチを立つ。
時刻は18:10。
友達との待ち合わせにはまだ時間はあるが早めに行っておくかと歩み始めると
???「ちょっといいですか?」
おまわりさんである。
「ほう、公僕がなんのようですかな?」と尋ねると、案の定職務質問であった。
おまわりさん「すいません、ご協力お願いできますか?」と言われれば一市民として協力するのもやぶさかではないが、「わかりました。」とカバンを広げようとする僕の視界に一人の男が映った。
そいつはズタズタのスーツ(サラリーマンセット)にボロッボロのサッカーボールだけを持ってうすら笑いを浮かべつつ僕の脇を通り過ぎた。
「あの~ おまわりさん。 アイツ怪しくないすか?」
おまわりさん「ん? ああ・・・ そうだね。」
「だってアレ国立競技場ってゆうよりも太陽目指してるかんじっすよ?」
おまわりさん「新宿だからねぇ・・・ あ、こっちのポケットは何が入ってるのかな?」
「おまわりさん。 僕はアイツより危険にみえたんですか?」と聞く気も失せた西新宿の黄昏。
西日を頼りに何処を目指す彼の背中にバラを一輪。
合羽から滴り落ちる滴で目が覚めた。
いかんいかん、どれ位寝入ってしまったのだろう。
4月も終わりにさしかかり気温も高くなっては来たが、梅雨の始まりを示唆する様な鬱陶しい雨に打たれては筋肉も強張ってしまう。
浅く息を吸い込み体を軋ませベンチを立つ。
時刻は18:10。
友達との待ち合わせにはまだ時間はあるが早めに行っておくかと歩み始めると
???「ちょっといいですか?」
おまわりさんである。
「ほう、公僕がなんのようですかな?」と尋ねると、案の定職務質問であった。
おまわりさん「すいません、ご協力お願いできますか?」と言われれば一市民として協力するのもやぶさかではないが、「わかりました。」とカバンを広げようとする僕の視界に一人の男が映った。
そいつはズタズタのスーツ(サラリーマンセット)にボロッボロのサッカーボールだけを持ってうすら笑いを浮かべつつ僕の脇を通り過ぎた。
「あの~ おまわりさん。 アイツ怪しくないすか?」
おまわりさん「ん? ああ・・・ そうだね。」
「だってアレ国立競技場ってゆうよりも太陽目指してるかんじっすよ?」
おまわりさん「新宿だからねぇ・・・ あ、こっちのポケットは何が入ってるのかな?」
「おまわりさん。 僕はアイツより危険にみえたんですか?」と聞く気も失せた西新宿の黄昏。
西日を頼りに何処を目指す彼の背中にバラを一輪。
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